農園施設整備


 農地にはさまざまな制限があり、農園施設であれば何でもおけるとは限りません。ここでは市民農園を始めるにあたって知っておきたい知識と準備しておきたい施設等を紹介していきます。



パイプハウス

市民農園に設置したい施設として「道具置場」があります。物置などが一般的ですが、大概の場合、実は違法だったりします。道具置場を兼ねた育苗施設としてパイプハウスを採用してはいかがでしょうか。


防草シート敷設

農地所有者が最も頭を抱えるのが雑草対策です。農園においては通路として防草シートを使うことで管理の手間を省くことができます。また、砂塵の舞い上がりを防ぐので、住宅エリアに隣接する農園では必須アイテムでしょう。

 



給水施設

水道が設置できれば一番いいのですが、農地に上水をひくのはなかなかハードルが高いものです。井戸であれば費用も上水の半分以下で済み、ランニングコストも掛からないためおススメです。

 


看板

責任の所在が明確になり、利用者や周囲の方の安心を誘います。農地は住居表示になっていないのが普通なので、地図で探すことが難しいものです。集客だけでなくランドマーク的意味合いでも有効なアイテムです。

 



仮設トイレ

有ると喜ばれる代表格ですが、生産緑地以外で合法的に設置するのが難しい農園施設です。ポイントになるのが「農園」であることなので、自らの用に供する農業用施設として設置する分にはこの限りではありません。


耕耘・区画割

現役農家さんであれば困る話ではありませんが、非農家相続で農地を相続してしまった場合や放置期間が長く、自ら行うのが面倒な場合は是非とらっくふぁーむにご用命ください。